オシャレカメラ ヴェルタ ペンティ

カメラメーカーが女性をターゲットにして商品開発するというのは良くあることですが、今も昔も同じだったようです。

東ドイツに、ヴェルタというカメラメーカーがありましたが、そこも女性向けのカメラを作っていました。それがペンティです。

淡い金色の、おそらくアルミだと思うのですが、表面に細かく型押しがしてある板が前後に、そして外枠が封をするようにぐるりと囲んで、最中のような構造のカメラです。しかもその外枠が、クリーム、ターコイズブルー、臙脂など、数種類のカラーバリエーションがありました。画像が無いのが残念ですが、これが実にオシャレなデザインです。60年代の、しかも共産国で生産されたものとはとても思えません。

こんなオシャレなデザインだから、今の女性にも人気が出て、所有する人が出てくると思うのですが、そうならないのは、やはり不便だからでしょう。

ピントや露出などは勿論マニュアルですが、それ以上に厄介なことに、特殊なフィルムを使っていたのです。当然そのフィルムは今では入手できませんが、カートリッジ式なので、空きのマガジンさえ入手できれば、今のフィルムを装てんして使うことが出来ます。当然フィルムを装てんするのは暗室が必要で、さらに20枚ほどしか撮れません。

私はこのカメラを持っていますが、あまり撮影することはなく、飲み会などに持っていって見せびらかすとかなり話題になるので、コミュニケーションツールとして使っています。